三重県は初のクマアラートを発表しました。なぜこの時期にクマの目撃が増えたのか?専門家に聞きました。

14日午後4時ごろ、三重県大紀町と紀北町にまたがる、熊野古道ツヅラト峠のすぐ脇にある町道で、70代の女性がクマに襲われ、頭と左肩、右足などに大けがをしました。
三重県内ではことし4月から8月15日までにクマの目撃が69件あり、過去最多だった昨年度の40件を既に上回っています。

三重県はクマの目撃情報が相次いでいることから、8月9日から県民らに注意を呼びかける「クマアラート」を導入していましたが、今回女性がけがをしたことで大紀町と紀北町にクマアラートの「警報」を初めて発表しました。
