イスラエルとイスラム組織ハマスの停戦交渉が15日、再開しました。一方、イスラエル軍の攻撃が続くパレスチナ自治区ガザの保健当局は、去年10月の戦闘開始以降に死亡した人の数が4万人を超えたと発表しました。
ロイター通信によりますと、イスラエルとハマスの戦闘停止や人質解放などに向けた交渉が15日、カタールの首都ドーハで再開されました。
交渉では、イスラエル首相府が代表団を派遣すると発表し、仲介国のアメリカやエジプトなども出席する見通しですが、ハマスの代表は出席を見送り、終了後に仲介国と会談する意向を示しています。交渉の結果は、ハマスの最高指導者殺害を受け、イスラエルへの報復攻撃を明言しているイランの判断にも影響を与えるとみられます。
こうした中、パレスチナ自治区ガザの保健当局は15日、イスラエルとイスラム組織ハマスによる去年10月の戦闘開始以降、ガザで死亡した人の数が4万人を超えたと発表しました。
パレスチナ当局によりますと、ガザ地区の総人口はおよそ223万人で、これまでに人口の1.8%が死亡したことになります。また、子どもの死者数は1万6000人を超え、行方不明者は1万人以上、けがをした人は9万人に上るということです。
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