人口減少や高齢化が進む中、自動車メーカーと県内の自治体が交通課題について考えるイベントが行われました。
イベントはトヨタカローラ鹿児島が「KAGOSHIMAみらい路シンポジウム」と題して初めて開いたものです。
人口減少や少子高齢化に地方が直面する中、交通の在り方を考えようと、県内の20の自治体や運輸局などから70人あまりが参加しました。
シンポジウムでは地域公共交通の現状や課題が報告されたほか、トヨタカローラ鹿児島が志布志市と鹿児島市、霧島市で取り組んでいる乗り合い送迎サービスの事例なども紹介されました。
(トヨタカローラ鹿児島 神之田哲也担当部長)
「人口減、地域が衰退していくと移動が衰退していって、移動が不便になって地域が衰退していって、地元企業も衰退する。人流が滞れば経済も滞るということでMaaS対応が必要なのではないか」
パネルディスカッションも行われ、乗り合い送迎サービスが導入されたあと、地域交通がどう変化したかなどについて議論が交わされました。














