「ピアノの音は心で聴きながら」 高橋さんの思いを胸に歌う
その1週間後、高橋さんは家族、そして蓮井さんに囲まれながら息を引き取りました。
「愛の讃歌」高橋さんの告別式。
蓮井さんが歌ったのは「愛の讃歌」でした。
2人がユニットを組むきっかけとなった曲です。

(蓮井Micaさん)
「私の耳にはしっかりと彼女の愛の讃歌が残っているので、ピアノの音は心で聴きながら歌えると思って」
「歌ってみて、ものすごい力。力強い、揺るぎない。今なよなよしていてはいけない。めそめそしていてはいけない。立つんだという」
「そういう高橋ゆり子からのメッセージのような気がしました」

一人になったユニット「シャンソン20区」。
それでも、これからもステージではいつも2人。
生前の高橋さんの思いを胸に蓮井さんは歌い続けます。