山形県米沢市できのう、車庫兼物置小屋の外壁などが壊される被害があり、残された爪痕からクマの仕業とみられています。
クマは建物内のハチの巣を狙ったとみられ、警察が注意を呼びかけています。
警察によりますときょう午後0時15分ごろ米沢市関にある車庫兼物置小屋で、
外壁と床板が壊されているのを持ち主の70代男性が発見し、通報しました。
外壁に爪痕が残されていたことから、クマによる被害とみられています。
クマは、建物の外壁にあけた穴から侵入し、幅50センチ、奥行き30センチにわたって床板を完全に壊したということです。
床板の下には、50センチほどの大きさのミツバチの巣があり、食い荒らされていたことから、警察は、クマが蜂蜜を狙って建物に侵入したとみています。
現場は、小白布(こじらぶ)公民館から南東におよそ100メートル先にあり、警察がパトカーを出動させて現場周辺を警戒し、地域住民への注意を呼びかけています。