1週間とかというサイクルで困らない暮らし方

県民の防災意識が高まる中、NPOみんなのくらしターミナルの初鹿野 聡さんは「備蓄」に対する考え方を変えてほしいと呼びかけます。
(NPOみんなのくらしターミナル 初鹿野 聡 代表)
「(災害が)起こってからどうするかではなくて、暮らしの中で1週間とかというサイクルで困らない暮らし方をしておく。そうするといつ起こっても慌てなくていいですし、品物がなくなるとかというパニックの状態にならないので、みんなが暮らし方を考えるというところに、そろそろシフトする時期に来ているかなと思います」

「備蓄」というと家に食料や飲料水などを蓄えておいたり、非常用の持ち出し袋を用意するイメージがありますが、そこに落とし穴があると初鹿野さんは指摘。

大切なのは、仕事や出かける際に持ち歩くバックなどに「日ごろから」最低限の「備え」をすることだといいます。