親族が集まる「お盆」。
沖縄の不動産専門のファイナンシャルプランナー、友利真由美さんは、家族・親戚が集まるお盆にぜひ話してほしいことがある、と言います。それは「相続」についての事前確認です。(文中敬称略)※本記事は2024年8月13日に配信された内容を再配信したものです。
「相続」でもめないために
友利:
私は不動産相続の専門家として色んな相談を受けていますけど、もめてしまう相続の特徴は、家族間で相続について話す機会が少なかった、確認が取れていなかったということ。これが本当に大きな部分を占めるんです。もめて兄弟でも連絡も取り合わない仲になってしまった、という方も本当に多い。
資料 旧盆に集まった親族
でも、そんなことのためにご先祖様は財産を残していないわけです。「みんな仲良く」「何かあったら使いなさい」という気持ちで残している。それをちゃんと私たちが受け継ぐ、もめないことは非常に大事。そこでもめないために今やってほしいこと、家族が集まってるタイミングでやってほしいことを3つご紹介します。
まず「相続人の確認」。2つ目に「相続財産の内容の確認」。3つ目に「どう分けたいか」という確認。この3つです。