80年ぶりに遺族の元へ戻った遺骨

今年6月、佐賀県吉野ヶ里町に住む西村正紘さん(83)の元に、80年ぶりに叔父・壽弥男さんの遺骨が届けられました。

西村正紘さん(83)
「父にも祖母にもゆっくりと報告したいですね、みなさんありがとうございました」

壽弥男さんの遺骨は、2002年にロシアのイルクーツク州にある埋葬地で収容されDNA鑑定によって身元が特定されました。

シベリアに連行された後、21歳で栄養失調のため亡くなったとされる壽弥男さんの遺骨。

戦後79年となった今年、ふるさとにある西村家の墓にようやく納められました。