パリオリンピック™の近代五種男子で青森市出身の佐藤大宗が銀メダルを獲得した。日本時間11日の決勝で2位に食い込んだ。この競技でのメダル獲得はオリンピックで採用された1912年のストックホルム大会以降で初めて

青森山田の壮行会で笑顔を見せる佐藤

近代五種競技は、近代オリンピックの父と呼ばれる「クーベルタン男爵」により創設。1人の選手がフェンシング、水泳、馬術、それに射撃とランニングを組み合わせたレーザーランをこなし、総合得点を争う競技で、その歴史と過酷さから「キング・オブ・スポーツ」とも呼ばれる。

青森山田の壮行会で笑顔を見せる佐藤

佐藤は青森県青森市出身の30歳。青森山田高校では水泳部。高校卒業後に自衛隊体育学校で競技を始めた。去年のW杯第4戦(ブルガリア)では個人で準優勝となっていた。