最大震度6弱を観測した地震から一夜明け、被害の実態が明らかになってきました。
地割れや落石、それに水道管の破裂など、日南市や宮崎市を中心に被害が広がっています。
(JNN取材団 坂田周大記者)
「日向灘に面した断崖の中腹にある鵜戸神宮です。石燈籠がこの地震によって倒れました。その一部が転がり落ちているのが分かります」
震度6弱を観測した日南市。
鵜戸神宮では10基ほどの石灯籠が倒れたほか、社務所前の参道でおよそ20メートルにわたり、地割れが確認されました。
(鵜戸神宮 河野博文禰宜)
「椅子に座っていられないくらい揺れだして、それからちょっと覚えていない、バタバタして。まだ余震が続いているので、申し訳ないが参拝は控えさせてもらう」
地割れは、広渡川の堤防でも確認され、県によりますと、およそ120メートルにわたって、深いところでは2~3mほどの亀裂が入っているということです。
(三浦功将記者)
「こちらは住宅の壁、ブロック塀が根本部分から真っ二つに折れるようにして倒れてしまっています。道路をふさぐような形になっています。あちらの店は壁から看板が崩れ落ちてしまっています」
屋根瓦や看板が崩れ落ちたり、ブロック塀が倒れたりする被害も確認されました。
(渕 雅顕 記者)
「日南市飫肥では民家の石垣が大きく崩れ道路にはみ出ています」
目井津港の近くでは水道管が破裂し、朝から復旧作業が行われました。
また、地震による影響で日南市の一部地区では、水道水のにごりが発生。
現在も水のにごりは続いていて、市は病院や障害者施設に給水車を派遣し、対応にあたりました。
さらに、複数の場所で地面が隆起しました。
(鮮魚店)
「市場も隆起している。市場内には車が入れない。段差があるから。っていう感じ」
(リサイクルショップ)
「ショーウインドーのガラスが割れたぐらい(Q.けがとかはなかった?)なかったが、こわかった」
被害は、震度5強を観測した宮崎市でも…
(JNN取材団 浅上旺太郎記者)
「宮崎市中心部にあるホテルです。地震の影響で入口の部分にこのように亀裂が入り段差ができています」
宮崎市中心部にあるホテルでは、入り口に段差ができたほか、給水管に亀裂が入り、タンクから水が漏れる被害が出たということです。
復旧には数日かかる見込みで、水が使えない状態のため宿泊を断っているということです。
県によりますと、宮崎市、日南市、都城市、西都市、日向市で、20代から80代までの男女あわせて8人のけが人が確認されていて、このうち1人は重傷となっています。
重傷者は日向市の50代男性で、避難中に屋外階段で転倒し、意識不明の状態で搬送されたということです。
また、家屋の被害が宮崎市と日南市であわせて53棟確認されているということです。
県は、9日午前、災害対策本部を開き、河野知事が、改めて日頃の備えの再確認を呼びかけました。
(宮崎県 河野俊嗣知事)
「改めて、日頃の地震への備えを再点検や、揺れを感じたらすぐに避難できる行動ができるような備えを行っていただく、そのような注意喚起を色々な形でこれからも繰り返し行っていくことが必要」
また、県警は、災害に便乗した詐欺や、空き巣などに注意するよう呼びかけています。
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