こうした中、各地で災害ボランティアセンターが設置され、多くのボランティアが
活動をはじめています。

しかし、ボランティアが不足している地域もあります。
およそ300戸で床上・床下浸水が確認されている遊佐町では、宿泊施設が少ないことや交通アクセスの問題から、ボランティアの人員が不足しているということです。

町によりますと、ボランティアは通常5人から10人で一つのグループを作り活動しますが、暑さの影響もあり、ひとグループ当たり1日1つの住宅での作業が限界だということです。

きのう現在、遊佐町のボランティアセンターには、およそ40件の支援要請が寄せられています。

しかし、きょうボランティアに訪れたのは35人ほどで、支援要請に応じることができない住宅もあるということです。
遊佐町では、あすからの3連休については人員が確保できたということですが、長期間にわたりボランティア活動は必要とみられ、その先の期間についても協力を呼びかけています。
