将来の職業選択の参考にしてもらおうと、紫波町で9日、中学生が金融機関の職場を体験しました。

職場体験が行われたのは、盛岡信用金庫の紫波支店です。

9日は、紫波町の第三中学校に通う3年生の高橋柊人さんが支店を訪れました。
こちらの中学校では、総合学習の一環で自分が社会就きたい職業について学んでいて、3年生になると生徒自身が企業と職場体験の受け入れの交渉を行います。
9日は盛岡信用金庫の他にも、盛岡市や花巻市などの31の事業所で職場体験が行われました。
金融の仕事と街づくりとの関係に興味を持ち、信用金庫に職場体験の受け入れを依頼した高橋さん。
きょうは紙幣を数える練習に使う札束が用意され、高橋さんが挑戦していました。

(高橋柊人さん)
「最近は電子マネーなどが普及していて現金など触らないので、責任感がとても大きいと感じました」

生徒たちは、夏休み明けの総合学習の授業でそれぞれの体験を発表する予定です。