観松館では今回の被害を受け、9月の営業再開に向け復旧作業を進めてきました。しかし、片づけが進むにつれ、予想以上の被害を受けていることが分かったということです。


 
ゆめみの宿 観松館 高橋裕 社長「きのうおとといに土砂の片づけをしてもらったので浄化槽の方を点検できるようになったが、点検したところ、もう全部ダメということで、新しく作り直すしかないという結論になりまして」

排水の汚れを処理する浄化槽が故障していることがわかり、トイレや浴場の排水ができない状態になっていました。排水ができないため、これ以上、大浴場の清掃もできません。

営業休止期間を当初の8月末から10月末までに延長する決断をせざるを得ませんでした。

ゆめみの宿 観松館 高橋裕 社長「若い子たちが一生懸命やっているので自分たちも負けないで頑張らないとなという思い。オープンは10月いっぱいはできないということで延びてしまいましたけれども、それまでに前よりもっと良い旅館にしてお客さんをお迎えしたい」

旅館再開に向けて、復旧作業が続いています。