大浴場や駐車場に土砂が流れ込み甚大な被害な受けた最上町の温泉旅館では、きょう、高校生がかけつけ片付け作業を行いました。

最上町の瀬見温泉(せみおんせん)観松館(かんしょうかん)です。

温泉街の裏側にある瀬見温泉スキー場跡地で土砂崩れが発生し、駐車場や今年6月にオープンしたばかりの大浴場に大量の土砂が流れ込みました。

松浦亜実 記者「きょうは有志で集まった生徒と先生18人がボランティアに参加しています。生徒たちは、ブラシとスコップを使って岩や池の底にこびりついた泥を取り除く作業をしています」

生徒「困っている人がいるんだったら助けたいなと思って来ました。元通りにきれいにできるように頑張ります」

きょう訪れたのは尾花沢市の北村山高校の生徒と教員です。

今回の被害を知り、有志を募って駆け付けました。

作業を始めてからおよそ1時間半後、足のすね辺りまであった泥水は、底が見えるまでになりました。

生徒「底が見えてきてめっちゃ嬉しいです。楽しくできたので良かったです」