客:
「なくてはならないものだよね。山梨まで行くわけにいかないし」
客:
「なくてはならない存在です」

創業は101年前の1923年。

30坪ほどの広さの雑貨を中心に販売する「菊池商店」として開店しました。

その後、3代目となる今の社長が1995年に、広さ300坪ほどもある「ナナーズ」をオープンさせたのです。

ナナーズ・菊池潤一統括本部長:
「株式会社ナナーズとして出させてもらった時に、川上村の人たちに支えられて今があるというのを社長が一番大切にしていることなので、この先(川上村の)人口が減って客が減ったとしても、このスーパーを存続させるために他のスーパーを展開させていく」

急成長を遂げるナナーズ。

多くの人に支持される4つの仕掛けがあります。

(1)「リクエストは即反映!地域によりそった品揃え」

菊池潤一統括本部長:
「こういったアヒル肉とかカエル。(川上村では)農家が実習生という形でベトナムの人だったりの受け入れを夏にしている。そこでお客様自体も外国籍の人が増えているので、そこにあった売り場というのをなるべく提供したい」


店舗ごとに受けつける「お客様リクエスト」。

客が、欲しい商品を電話やメールなどで依頼すれば最短3日で店先にその商品が並びます。

ほぼ客のリクエストだけで埋まっている棚もあるほど!

客一人ひとりのニーズに寄り添います。

(2)「買い物をするだけじゃない!誰もが集える憩いの場に」

すべての店舗には、誰でも自由に使えるスペースが設けられているのが特徴です。

ナナーズ・菊池潤一統括本部長:
「冷蔵庫が空になったから来るというだけでなく、普段から皆様が集まって交流があるような所にしたいというのが一番ですね」


東御店の2階には、カフェスペースだけでなくキッズコーナーまで。

みんなの「居場所」となる空間作りを心がけます。

子連れの女性客:
「スーパーだけどスーパーじゃない、ここだとふらっと寄って行って帰ってこられるという感じ。ちょっと遊ばせてお昼買って帰ろうかという感じで、併用できるのでとてもありがたい」