貿易赤字の縮小や海外投資の利子の増加などで、ことし上半期の経常収支は12兆6817億円の黒字となりました。
財務省が発表したことし上半期の国際収支によりますと、海外との貿易や投資で日本がどれだけ稼いだかを示す経常収支は12兆6817億円の黒字でした。
貿易収支の赤字が縮小などを背景に、去年の上半期に比べて4兆7148億円黒字幅を拡大しています。
アメリカの好景気を背景に自動車の輸出などが伸びた一方、資源価格の落ち着きなどで輸入額が減少したことが主な要因です。さらに海外の金利の上昇や円安の影響で、海外で持つ資産による利子や配当収入などを表す「第一次所得収支」の黒字幅が拡大。過去最大の19兆1969億円の黒字となりました。
また、同時に発表された6月の経常収支は1兆5335億円の黒字で、17か月連続の黒字となりました。
ただ、日本の企業や個人から海外のIT企業などへの支払いが増えることで生じる「デジタル赤字」が重しとなり、「その他サービス収支」は赤字幅を拡大。サービス収支全体では3758億円の赤字でした。
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