仙台市宮城野区で8月、地域の夏まつりが行われました。この祭りで子どもたちがまちの景色や思い出を歌詞に織り込んだ新しい盆踊りを踊りました。果たしてどんな仕上がりになったのでしょうか。
子どもたちが街で集めるものは…
8月3日、宮城野区原町で開かれた夏まつりで、参加者が踊っていたのはレゲエ調の盆踊り。この日のためのオリジナル盆踊りです。

この盆踊りを前にした7月、地域の子どもたちがノートとペンを手に原町地区を歩いていました。地元の景色や思い出を歌にして、新しい盆踊りを作る取り組みです。

企画したのはNPO法人「アートワークショップすんぷちょ」。2年前から原町を拠点に活動しています。
アートワークショップすんぷちょ 及川多香子さん:
「原町のなかで、みんなが交流するようなことを、ダンスを使ってやりたいなと思った」

原町小学校までやってきた子どもたち。なにやら木の実を見つけたようです。そして、神社へ。街の歴史にくわしい男性に出会いました。男性から教えてもらったことをノート書き込みました。

30分ほど街を歩き回って見つけたキーワードで歌詞を作りました。