およそ50年前のドイツ・ミュンヘンオリンピックの開催中に、イスラエル選手団11人がパレスチナの過激派に殺害された事件の追悼式典が6日、フランス・パリで行われました。
記者
「こちら、パリにあるイスラエル大使館の前なんですけれども、すでに通りには警察車両、そしてかなりの数の警察官が警戒にあたっています」
この事件は、ドイツ・ミュンヘンオリンピックの開催中だった1972年9月、パレスチナゲリラがイスラエル選手団を人質にとり、11人が殺害されたものです。
追悼式典は6日、現在オリンピックが開かれているパリ中心部のイスラエル大使館で、厳戒態勢の中、行われました。
イランがイスラエルに対して報復を宣言するなど、中東情勢の緊張が一層高まる中での式典には遺族やイスラエル選手団らが出席しました。
イスラエル・オリンピック委員会のヤエル・アラド会長は「脅迫を受け、愛する人に心配をかけながら、国際舞台に立つことは容易ではない」と、イスラエル選手団を取り巻く状況を訴えました。
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