「涙垂らしてよくここまでやったなと話したいよ、本当は」父の想い

小原選手の父・修二さん
「やめたいという言葉はぜんぜん出てこなかったです。正直言って、涙垂らしてよくここまでやったなと話したいよ、本当は。よくここまで頑張ったなって」

努力の末に手にした“オリンピックの切符”。この種目での出場は青森県勢40年ぶり。ロサンゼルスオリンピックで銅メダルを獲得した坂本勉さん以来です。

ロサンゼルス五輪 銅メダリスト 坂本勉さん
「プレッシャーに打ち勝つしかないし、自分の場合はメダルは期待されてなかった。その分気軽で行ったのが良かった」

坂本さんをはじめ、青森県は過去6人のオリンピアンを輩出した“自転車王国”です。一方で近年は低迷が続いていて、坂本さんは小原選手の活躍が県内での競技普及と強化につながると信じています。