なんで日本人は強い?
今回のスケートボード「ストリート」では、日本人選手の好成績が目立っていますが、なぜそんなに強いのでしょうか。
▼日本人選手が活躍 スケートボード「ストリート」
金メダル 堀米雄斗(25)
4位 白井空良(22)
金メダル 吉沢恋(14)
銀メダル 赤間凛音(15)
7位 中山 楓奈(19)
スケートボードは、欧米などでは路上や公園で楽しむカルチャーが根付いていますが、騒音に厳しい日本では街中ではスケボーをすることが難しいため、専用施設やスクールで基本を習得していることなどが指摘されています。
また東京五輪以降、公共のスケートパークが243か所から、2024年は475か所と3年で2倍近くに急増していることなど、環境が整ってきたことも追い風になっているとみられます。
若者のカルチャーだったスケボーが、日本でも急速に競技スポーツとして認められてきていることがわかります。
トップは年収数十億円にも…
世界最高峰の大会「ストリート・リーグ」では優勝賞金が10万ドル=約1500万円にもなり、本場アメリカではスポンサーがついたトッププロの年収は数十億円にも達するといわれるほど、マーケットの裾野が広がっています。
若者のオリンピック離れを食い止めるために、3年前の東京大会から正式競技に採用されたスケボーは、新たな日本のお家芸として定着していくのでしょうか。
(「サンデーモーニング」2024年8月4日放送より)














