全国的に記録的な暑さが続いています。皆さん、夏バテしていませんか?
今回は「夏バテの原因と対策」を紹介。今からでもできる夏バテ対策で、あと少しの夏を乗り切りましょう。
そもそも夏バテって?
東病院理事長の東謙二(あずま けんじ)先生によりますと、夏バテとは「暑さによって身体がだるく、全身の疲労感があるなど、倦怠感のある症状」を指すそう。
その主な原因として上げられるのが、脱水。水を飲んでいるつもりでも、自分が気づかないうちに脱水になっていることがよくあるのだそうです。

注目したいのが、年齢によって身体に取り込まれる水の吸収率が違うということ。
例えば、20代は1リットル水を飲むと約600ccが体の中に吸収されるのに対して、70代が同じ量を飲むと約400ccしか体に吸収されないのです。
高齢者の方が、水を飲んでも吸収されにくく、脱水になりやすいことが分かります。