石川県七尾市で、地震で出た災害廃棄物を受け入れていた仮置き場が、予定の時刻よりも早く受け付けを終了し、住民から批判が相次いだ問題で、茶谷義隆市長は、現場の市の職員との情報共有が不十分だったとして、対応を陳謝しました。

七尾市・茶谷義隆市長「不適切な対応によって、市民の方に不快な思いやご迷惑をかけましたこと、誠に申し訳ございませんでした」

粗大ゴミやガラスなどを含む災害廃棄物について、市は石崎町の能登香島駐車場に仮置き場を設置し、その後、利用者の減少などを理由に7月30日に閉鎖することを決めました。

ところが、最終日は家財などを持ち込む住民らで周辺の道路が渋滞し、市は、予定していた時刻より1時間早く受け付けを終了しました。これにより、家財などを持ち込めなかった住民から不満の声が相次いでいました。