夏に人気 伝統調味料「かんずり」って知ってる?

良原キャスター:
他にもご紹介していきます。

新潟県・上越地方の伝統調味料「かんずり」。知っていますか?

ホラン千秋キャスター:
番組で…ちょっと辛い。それぐらい(しか知らない)

萩谷弁護士:
実はさっき味見したら、もみじおろしと柚子胡椒を混ぜたような、すごく美味しい。食欲増進にすごくいいと思います。

良原キャスター:
「かんずり」は唐辛子や糀などを混ぜ、3年以上熟成させた発酵食品です。
古くは厳しい寒さで冷えた体を温めるために食べていたのですが、かんずりの製造会社によると、今では夏の需要が増えているということです。

製造会社によると「食欲が湧かない夏でも辛さによる刺激で食欲が増す汗をかくことで涼しくなる」といいます。

なぜ、汗をかくと涼しくなるのでしょうか。
管理栄養士の渥美まゆ美さんによると「唐辛子に含まれるカプサイシンを食べることで代謝が上がり、汗で体表面が冷えて体温を下げる効果がある」ということです。

確かに暑い国だと辛いものを食べますが、そういう効果があるということですね。

「かんずり」は焼き鳥やお鍋など、いろいろ応用がきくということですが、おすすめは、冷やし中華のからしの代わりに添える。酸味のあるタレとマッチして美味しいということです。

さらに、イカ刺しのわさびの代わりにつけると美味しい。ゆずがきいてるので、お醤油とよくマッチするということです。

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<プロフィール>
萩谷麻衣子さん
弁護士
結婚・遺産相続などの一般民事や、企業法務を数多く担当