熱戦支える広島企業の技 1964年東京五輪バレーボールで初採用

パリオリンピックで、広島の企業の「技」が熱戦を支えています。注目の競技「バレーボール」です。青と黄色を基調としたボールは、V200Wです。手がけたのは、広島市安佐北区に本社を置く「MIKASA」です。
末川徹 記者
「過去のオリンピックで使われたものと同じボールが飾られています。1972年にドイツのミュンヘンで使われたボールのデザインはシンプルで『MIKASA』と書かれています」

1917年創業「MIKASA」のバレーボールが初めて採用されたのは、1964年の東京オリンピックでした。競技用のボールは、「ラリーが見やすい」「選手が使いやすい」を追求し、カラーにするなど、独自の技術を積み上げてきました。