“シークレットゾーン”に初潜入

そしていよいよ木下さんが一番見たかった、ボトルへの充填現場へ!
実はここ、「絶対に見せてこなかった」というシークレットゾーン。
それが今回、「出血大サービスでお見せします」と戸田工場長からOKが出たのです。

「もうちょっと近づいてもいいですか」と木下さんが凝視する先にあったのは、巨大な円柱状のマシン。側面には、いくつものノズルが下がり、回転しながらマヨネーズを超高速でボトルに詰めています。

待ち焦がれた充填マシンと対面した木下さん、「やっぱりすごい。ああ、いいなぁ」とうっとり。

1分間に400本も充填できるとのことですが、その最大の理由は、ボトルの「運び方」を改良したことだといいます。

従来、ボトルは、1本ずつ、穴のあいた四角い容器に立てて運んでいました。
しかしこれだと不安定で高速搬送には不向き。
ということで、マシンがボトルネックをつかんで搬送することに!

最初につかんだら、一度も離さずに工場内を巡り、
【絞り口カット】⇒【充填】⇒【キャップ閉め】と、
全ての行程をハイスピードでこなしていくので、生産量が2倍に向上したといいます。

出来立てのマヨネーズの味を試食してみると…
THE TIME,原部員:
「ちょっとツーンとくる酸味がある。全然違う」

そう、出来立ては、ちょっと酸味が強く、とがった味。これが1か月ぐらい経つと、全体的に馴染んでバランスの良いいつもの味になるといいます。