実験結果は…?やっぱり快適な睡眠には…

すると、「つけっぱなし運転」ではWBGTに大きな上昇は見られなかったのに対して、「切タイマー運転」の場合はエアコン停止後にWBGTが徐々に高まる結果となりました(※)。

就寝中にエアコンがオフになると、明け方にはWBGTが熱中症への警戒が必要とされる値まで達する可能性があるため、気温や湿度の高い日は適度な温度設定で、朝まで「つけっぱなし運転」にした方が快適な睡眠につながる、とのことです。

帝京大学医学部附属病院・高度救命救急センター長の三宅康史教授によると、「熱帯夜は扇風機をつけたり、窓を開けたりするだけでは十分に涼しい環境を作り出せない可能性」があることから、「エアコンを使用するなどして寝室環境を快適にし、寝る前にしっかりと水分補給を行うことが重要」とのことです。

※調査結果はあくまで目安で、住環境や気温により結果は異なります。