終戦から2024年で79年です。広島、長崎への原爆投下の歴史と悲惨さを伝えようと、静岡県庁で「原爆と人間」展が開かれています。
「原爆と人間」展は、県原水爆被害者の会などが毎年開いていて、2024年で21回目を迎えました。会場には、原爆投下後の子どもの写真や被爆体験者が描いた絵画など約200点が展示されています。
7月30日は鈴木康友知事が会場を視察し、被爆者の話に耳を傾けました。
<県原水爆被害者の会 鈴木聖子会長>
「私80歳なんですけど、1歳5か月のときに長崎で被爆したんです。だんだん1世が亡くなって2世になっていくんですけど、2世だと薄れていくような感じ」
<静岡県 鈴木康友知事>
「被爆体験だけではなくて太平洋戦争の記憶も徐々に薄らいでいるのでこれから課題だと思います」
「原爆と人間」展は、8月2日午後3時まで開かれています。