「利上げ」ならサプライズか 政治側からの発言で注目される

藤森祥平キャスター:
実際に金利を引き上げるかどうか専門家の意見は割れているようです。「31日利上げ」は35%、「見送り」は65%と、見送るとの見方が多いんですね。(大和証券 末廣氏 30日・OIS市場動向から試算)
片山薫 記者:
「見送る」側としては、歴史的な賃上げが春闘で行われましたが、地方や中小企業まで波及してるかのデータが出てくるのは秋なんです。それを見て、経済が良くなってると確認してから利上げすべきで、今は見送った方が良いという意見です。
一方「31日利上げ」側としては、円安が進めば物価高がずっと続いてしまいます。経済にとってリスクなので、早めに回避するために利上げに踏み切るとの見方も出ています。こちらの場合はサプライズになるかもしれません。

小川彩佳キャスター:
その利上げが行われるのか、ますます注目されている背景には、7月に入って河野デジタル担当大臣や自民党の茂木幹事長が日銀に利上げを求める発言があります。
河野 デジタル担当大臣(7月17日・ブルームバーグのインタビュー):
「円は安すぎる。価値を戻す必要がある」
自民党 茂木 幹事長(7月22日・都内の講演会):
「段階的な利上げの検討も含めて、方針をもっと明確に打ち出す必要」

早稲田大学教授 澤康臣さん:
「異例」という指摘がありました。中央銀行である日本銀行は、政府から独立していることが大前提ですが、これまでずっと景気の刺激のために、低金利というか、アベノミクスをやってきているわけです。ただ、急な事態に私は違和感というか、人気取りというわけではないと思いますが、ちょっと気になるところです。
小川キャスター:
「その場その場」という感覚があるということですか。
早稲田大学教授 澤康臣さん:
何か場当たり的なことを言っているのではないかというような議論は起きると思います。もっと長期的な、長いスパンのデザインを見せてほしいと思います。
小川キャスター:
31日、日銀の金融政策決定会合で結論が出るということになります。














