甲府市役所の男性職員が自殺したのは過労が原因だとして両親が市に損害賠償を求めた裁判で、甲府市側は原告側が主張する深刻な長時間勤務に反論しました。
訴えているのは2020年1月に自ら命を絶った向山敦治さんの両親で、月に200時間を超えるなど時間外勤務の精神的ストレスが自殺の原因とし、甲府市におよそ1億400万円の損害賠償を求めています。
8月23日の口頭弁論で甲府市側はパソコンの稼働時間と労働時間は同じではなく、私用で離席する場合もあり「常軌を逸した長時間勤務は明らかではない」と反論しました。
次の口頭弁論は11月8日に開かれます。














