イスラエルが占領するゴラン高原へのロケット弾攻撃で12人が死亡したことについて、ネタニヤフ首相は「対応は容赦ないものになる」と述べ、厳しい報復を行う考えを示しました。
ネタニヤフ首相は29日、イスラエルが占領するゴラン高原を訪れ、ロケット弾攻撃のあった現場で犠牲者を追悼しました。
そのうえで、ネタニヤフ氏は、攻撃はレバノンを拠点とするイスラム教シーア派組織ヒズボラによるものだと改めて断定し、「これを見過ごすことはしない。私たちの対応は容赦ないものになる」などと述べ、厳しい報復を行う考えを示しました。
また、ネタニヤフ氏とともに報復手段や時期についての決定を委ねられているガラント国防相は、アメリカのオースティン国防長官と電話会談し、「ヒズボラに責任をとらせる」と述べました。
ヒズボラは攻撃への関与を否定していますが、AP通信は関係者の話として、ヒズボラがイスラエルの攻撃に対して精密誘導ミサイルを発射できるよう移動を始めたと報じました。
こうしたなか、ロイター通信はアメリカ政府当局者の話として、アメリカがイスラエルに対してレバノンの首都ベイルートや空港などの主要なインフラへの攻撃を回避するよう働きかけていると報じました。
イスラエルの報復攻撃の内容次第では、全面的な衝突に発展する可能性もあり、緊張が高まっています。
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