走行中の運転席 カメラはじっくり過ぎるほど捉えていた
お次は運転席です。画像などで、メーターがある運転席の「左側」はよく見る気がしますが、その「右側」もカメラは捉えていました。
こちらは物理的にもデザイン的にも狭そうな空間に、「ポリゴンのウサギの顔」のような謎の機器【画像④】と、「超正確そうな懐中時計」が置かれています。
この「ピザ4分の1切れ」みたいなスペースに卓上サボテンとか置きたい!窓ガラスを見たところ「F5編成」のようです。
その奥に写っているのは、今も変わらぬベネッセコーポレーション本社ビルです。当時はまだ「福武書店」でした。本当に蛇足ですが、かつて筆者は進研ゼミを受講し、かつて筆者の母親は赤ペン先生でした。

そして出た!「電車でGO」アングル【画像⑤】!岡山市北区南方あたりのカーブ、加速しながらスーッと走り抜けていくの、楽しそうです(現実は大変なお仕事だと思います)。

行くぜ!270キロ運転
そして、恒例の「速度パネル」が現れました【画像⑥】。こちらにも懐中時計がぶら下がっています。岡山駅を出て、大きなカーブを過ぎれば、そこからしばらくはストレート区間が続きます。

ここから、ぐんぐんスピードを上げていく「300系のぞみ」号。これまでの連載記事【第8回】では、100系が試験運転で時速277キロまで計測していましたが、揺れと騒音がかなり激しかったため、営業運転の実現には至らなかったことをお伝えしました。

それが遂に...!試運転とはいえ、太田キャスターら乗客を乗せての270キロ運転。パネルもその270キロに到達です【画像⑧】!まぁ先に東海道新幹線では1年前に実現はしているのですが、ついにここまで来たかと、感慨ひとしおです。
