7月27日(土)ヤクルト vs. 広島(神宮球場)

土曜日の2戦目。神宮球場で2年ぶりの登板となった先発の 森下暢仁 は、明治大学時代に慣れ親しんだマウンドで快調なピッチング。味方の好守備もあって、6回まで無失点と試合を作ります。

しかし、7回、1アウト・満塁のピンチを迎えると、代打・川端慎吾 に前進守備の間を破られて先制を許し、この回、3失点。

森下暢仁 6回1/3 球数107 被安打6 奪三振3 与四球2 失点3

一方で、打線は元気なく無得点に終わったカープ、今シーズン15度目の零封負けとなりました。(ヤクルト 3-0 広島)

7月28日(日)ヤクルト vs. 広島(神宮球場)

3戦目、カープは初回から積極的な攻撃に出ます。連打でノーアウト・3塁・1塁のチャンスを作り、打席には3番・中村貴浩 。打球はセンター前に抜ける先制タイムリー。うれしい今シーズン初打点となります。

攻め手を緩めないカープは3回、ランナー2人を置いて 坂倉将吾 。フォークを弾き返し、2点タイムリー。リードを広げます。

その後、5回ウラに同点に追いつかれますが、直後の6回表、またしても坂倉。初球のストレートを振り抜くと、打球はスタンド中段まで届く特大の一発。勝ち越しに成功します。

このまま1点差で迎えた9回ウラ、カープはマウンドに守護神・栗林を送ります。しかし、ランナー3塁・2塁とされ、2アウトまでこぎつけますが、最後の最後にフォークをとらえられ、痛恨の逆転サヨナラ負け。カープ、後半戦はくやしい負け越しスタートになりました。(ヤクルト 5X-4 広島)

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石田充 アナウンサー
ただ、坂倉選手の復調であったり、島内投手が戻ってきたという明るい話題もありましたから、あす(30日)からの地元6連戦、まず 玉村昇悟 投手が、いい先陣を切ってほしいと思います。