今年から日本ソフトボールリーグに参入している、山口水産ソフトボール部。29日まで桜島で行われた全国大会に出場し、強豪との準決勝に臨みました。
29日までの3日間、桜島で行われた全日本実業団男子選手権。接戦を制し、勝ち上がってきた山口水産は、29日の準決勝で前回王者の強豪・Hondaと対戦しました。
山口水産は初回、2番の眞茅がヒットで出塁すると、その後、バッテリーエラーで得点圏へと進塁。しかし、Hondaの先発、日本代表・長井に抑えられ、先制点を奪えません。
山口水産の先発は、今大会からチームに加わったニュージーランド代表のエース・ピタ・ロナ。力強い速球と鋭く落ちる変化球で初回、2つの三振を奪います。
山口水産は続く2回にも、池田のヒットから1アウト3塁としますが、木場田・下井倉と打ち取られ、このチャンスもいかせず。
試合が動いたのは、0対0で迎えた5回ウラ。先発のロナに疲れが見え始め、2アウトから満塁とされると…均衡が破れ、3点のリードを許します。
追いかける山口水産は、6回・7回とランナーを出したものの得点にはつながらず、3対0で敗れ、決勝進出とはなりませんでした。
それでも山口水産は、強豪相手に接戦を演じ、32年ぶりの3位。これからの試合に弾みをつけました。
(瀬村太郎キャプテン)「今のチームだったらもっと上を目指せる。一旦リセットして、またリーグ戦に向けて頑張りたい」
(山口雅也監督)「このような全国大会でも目標としている決勝進出・優勝を5年以内で果たしたい」