仙台市などを流れる貞山運河で周遊船が運航され、乗船した人たちが船からの景色を楽しみました。

きょうは、定員10人の周遊船が名取市閖上の桟橋を出発し貞山運河へと向かいました。

仙台市や名取市などを流れる全長30キロ余りの貞山運河は、伊達政宗の命で建設が始まったとされ、かつては、年貢米や木材の運搬で利用されていました。

震災の津波で被災しましたが、その後、がれきの撤去や護岸の復旧工事が行われました。周遊船は、往復およそ7.2キロの区間を運航し、乗船した人たちは船からの眺めや爽やかな風を楽しんでいました。

乗船した人:
「自然はすごいと思った」
「(周遊船は)速かった。初めてのことで広い運河だなと思った」

仙台市は、貞山運河を観光利用しようと初めて周遊船のイベントを企画しました。8月も運航されますが、既に申し込みの受け付けは終了したということです。