26日、阿久根市と長島町の間の黒之瀬戸海峡で見つかり、その後死んだクジラについてかごしま水族館の職員が調査を始めました。

調査したのは、かごしま水族館の職員2人です。

2人は、午前6時半から腰まで水につかりながら、長島町の海岸に打ち上げられたクジラの大きさなどを調べていきました。

かごしま水族館によりますと、クジラの種類はマッコウクジラで、体長はおよそ14メートル、下あごの長さは3メートルあったということです。

(かごしま水族館 佐々木章館長)「大きさにビックリした。外見からは、何がどう影響したか分からないので、今後の連携した調査で何か分かれば」

かごしま水族館では、この後、宮崎大学、長崎大学と共同調査を行い、死因などを調べることにしています。

死んだマッコウクジラは、病気や感染症が疑われるため、長島町は午前9時から付近を立ち入り禁止にし、近づかないよう呼び掛けています。