聖火をつなぐランナーが手にする、パリオリンピック™のトーチの心臓部は、実は、“メイドイン愛知”です。

なぜ手掛けることになったのか?

26日に開発した豊川市のメーカーを訪ねました。

燃焼部とボンベの開発に携わる

(新富士バーナー開発部 山本潤係長)
「こちらがパリの聖火リレーのトーチです」

長さ約70センチ。重さは約1.5キロ。オリンピックの聖火リレーに欠かせないトーチです。

灯された聖火は5月にフランスに到着して以降、モン・サン・ミシェルやカンヌなど有名観光地を巡つて、7月23日にはベルサイユ宮殿に到着。いよいよ開会式の行われるパリで、聖火台にともされる瞬間が近づいてきました。

(大野和之記者)
「すごい。意外とズッシリ重みがある感じです」

今回のトーチのデザインは、上半分がエッフェル塔で、下半分がセーヌ川をイメージしたものです。そして、燃焼部とボンベを開発したのが豊川市に本社がある新富士バーナーです。