宮城県大崎市が来年度の開校を目指す公営の日本語学校について、留学生を受け入れる学生寮の着工式が行われました。
大崎市古川で行われた学生寮の着工式では、事業主や市長らが工事の安全を祈願しました。

おおさき日本語学校は、旧西古川小学校の校舎を活用し、大崎市が来年4月の開校を目指しています。インドネシアやベトナム、台湾の留学生を受け入れます。

校舎からJR陸羽東線で2駅の街の中心部に建設される学生寮は、2階建てで延べ床面積はおよそ1600平方メートル。個室60室やリビングなどが設けられます。寮は個人事業者の早坂竜太さんが建設費用を負担し維持管理します。

学生寮事業主 早坂竜太さん:
「大崎市の自然や伝統文化などを含めて大崎を好きになってほしいので、イベントなどに積極的に参加してもらえるよう働きかけたい」

伊藤康志大崎市長:
「地域の受け入れる協力態勢をとっており、早くなじんで多文化共生社会の実現に貢献してもらえる」
学生寮は、来年3月に完成する予定です。おおさき日本語学校は今年10月に文部科学省から認定されれば、公設公営として全国で2か所目の日本語学校となります。














