11月も目前となり、秋が深まってきていますが、みなさん体調崩していませんでしょうか。

寒暖差が大きいこの時期は、体の冷えやだるさなどが生じるいわゆる「秋バテ」に注意が必要です。

色づいた木々もみられ、秋が深まる仙台市内。10月20日からは寒さを感じる日も増えてきました。10月下旬の仙台の最高気温を去年と比べると、2025年は20℃に届かない日が多く、連日、2024年よりも低く推移しています。

街では、この気温の変化で体調を崩したという声も聞かれました。
女性:
「朝ちょっと喉がひりひりする日も、ちょっとだるいとか」

女性:
「ちょっとお腹が痛くなったりするので、いつもより着こむようにしてます」

男性:
「朝は鼻水が出て、起きて1時間半くらいは鼻がぐずぐずします」
「病院に行ったら夏の(疲れ)が秋に来ますよって言われたことがあって」


この時期の冷えやだるさなどの体調不良は、いわゆる「秋バテ」かもしれません。

川平耳鼻咽喉科クリニック・高橋薫院長:
「秋バテは暑く、湿気の多い夏から涼しく乾燥した秋へ変わるために、体がついていかなくなり、自律神経の乱れが起きるために現れる」
「こちらの方は、寒暖差によって鼻水やくしゃみがひどくなった方の鼻の写真です」
「鼻が詰まって呼吸がしづらいといった症状が出ている」


高橋院長によると、「秋バテ」ではめまいなどの症状も出ることがあり、予防には体を冷やさないことが重要だといいます。

川平耳鼻咽喉科クリニック・高橋薫院長:
「食べ物としては、根菜類とかしょうがなどは体を温めるので血行改善になるので効果的です」

仙台管区気象台が発表した1か月予報によると、向こう1か月は平年より気温が高い日が多い予想となっていますが、一日の気温の変化が大きい日もある見込みです。引き続き、「秋バテ」に注意が必要です。

※リンナイ調べ※
全国20代~60代男女1000人生活機器メーカーの「リンナイ」が全国の20代~60代の男女1000人を対象として「秋バテ」に関する意識調査では不調を感じたことがあると回答した人は全体の約7割に上りました。

特に多い秋バテの症状は
・昼間の眠気
・気分の落ち込み
・冷え
などという結果となりました。


高橋院長は「秋バテ」への対策としては、ぬるま湯にゆっくり使ったり、日差しを浴びながら、30分程度のウォーキングをしたりすることも有効だと話していました。














