数十年に1度だけ花を咲かせるアオノリュウゼツランが、三重県志摩市の志摩スペイン村で11年ぶりに花を咲かせ見頃を迎えています。

アオノリュウゼツランは中南米が原産地の植物で、葉の形が龍の舌に似ていることからその名がついたとされ、数十年に1度だけ花を咲かせます。

志摩市の「志摩スペイン村」のバスロータリーには、アオノリュウゼツランが7株植えられていて、その内ことし5月から茎を伸ばした2株が、7月17日頃から黄色い花を付け始め、今、見頃を迎えています。花が咲くのは11年ぶりです。


(志摩スペイン村 上村健さん)
「バスターミナルにある珍しい植物も、志摩スペイン村の一部として楽しんでいたければと思います」

アオノリュウゼツランは8月20日頃までが見頃だということです。