古くから小釜選手を知る、仙台市障がい者スポーツ協会事務局長の菊地利之さんは。
仙台市障がい者スポーツ協会事務局長 菊地利之さん:
「女子大生が今や1児の母ですからね。一番はすごいのはやっぱり気持ちですね。年取るともう無理だってなってしまうところを、そうならないで今でも第一線でやっている。もう1回やろうという、そういう気持ちを維持できるというのはすごいなと思います」

新たな挑戦は、時としてその一歩が遠いもの。そのパワーの源は?

小釜莉代選手:
「あ、でも性格かもしれない…(笑)。大変だろうなって思っていても、案外できることが多い。特にバイクは乗れないだろうなと思っていたけど、今一番3種目の中で好きだし、頭使うのが好きなので私、勉強が好きだから(笑)。『これをやってみたらあれができるんじゃないかな』とか、思って試してみて、最初はできないんですけど…、いつの日かできたりするんですよね。諦めなくていいと思います。いつかできるようになると思っていて」