今年9月、仙台市に住む男性がマッチングサイトで紹介された女性と会うための保証金を名目に、現金およそ1300万円をだまし取られました。

警察によりますと、9月2日、仙台市泉区に住む50代の男性がマッチングサイトの従業員を名乗る女からSNSを通じて女性を紹介され会う約束をしました。ところが女らからSNSを介して保証金を要求され、「2人が本当にデートして会いたいかを確認し、トラブルが発生した場合に損失を負担するため」などと説明されたということです。男性は要求に従い、先月13日から23日までの間に十数回にわたって合わせて現金およそ1300万円を指定された口座に送金し、だまし取られました。
マッチングサイトの従業員を名乗る女は保証金に関して「あなたを信頼できると判断できればすぐに返金する」などと説明していました。
警察が特殊詐欺事件として調べを進めています。