新たな挑戦のきっかけとは
小釜莉代選手:
「子供が1歳の時に…、赤ちゃんってできることどんどん増えていくじゃないですか。それを見て、自分もやりたいことをやりたくなって。憧れみたいな存在でトライアスロンは、ずっと。東北大ってトライアスロン部強いじゃないですか。世の中あんまり3種目できる人いないだろうって思っていて。3つできることがすごい、だから自分もすごくなりたい!と思って。(2016年のリオパラリンピックから)パラトライアスロンがパラリンピックの正式種目になって、両手ない人とかもいっぱいやっているわけで。私にもできるかもって」

息子の成長に感化され、挑戦心に火がついた小釜選手。それから初心者で始めた水泳は練習を重ねるうち、国内最高峰の大会・ジャパンパラ水泳に出場するまでに成長。現在は世界で活躍するアスリートを育成する日本パラスポーツ協会のプロジェクトに選ばれ、日夜練習中です。

小釜莉代選手:
「目標としているのは、来年は強化指定かそれに近い指定を受けて、4年後のパラリンピックに出られたらと思って活動しています。」