おととしの冬の北京オリンピックで、ロシア出身選手の過去の大会でのドーピング違反が発覚した問題をめぐり、フィギュアスケート団体の日本のメダルが銅メダルから銀メダルに繰り上がることが確定しました。26日に開幕するパリオリンピック™で、授与式が行われる見通しです。
ロシア出身のカミラ・ワリエワ選手はおととし冬の北京オリンピック、フィギュアスケート団体戦で、ロシア・オリンピック委員会のメンバーとして金メダルを獲得しましたが、大会期間中に過去の大会でのドーピング違反が発覚し、今年1月、スポーツ仲裁裁判所は4年間の資格停止の裁定を下しました。
ロシア側は裁定を受けて、国際スケート連盟が行った順位の変更に不服を申し立てましたが、スポーツ仲裁裁判所は25日、訴えを棄却しました。
これにより、フィギュアスケート団体の日本のメダルが銅メダルから銀メダルに繰り上がることが確定しました。
IOC=国際オリンピック委員会は25日の声明で、メダルの授与式を26日から開幕するパリオリンピックの会場で行う方針を明らかにしました。IOCは「とても長い期間、待たなければならなかった選手やチームにこの機会が提供できることを嬉しく思う」としています。
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