電気代の高騰が経営環境を圧迫する要因に…

組合によりますと、ピークの1970年代、県内に300軒以上あった銭湯は現在、44軒に。ここ数年は、毎年2、3軒のペースで廃業しているということです。

高岡市の老舗銭湯の店主で、組合の理事長を務める中谷健太郎さんは…。

富山県公衆浴場業生活衛生同業組合
中谷健太郎 理事長「やはり店主さんが高齢になられてうまく事業承継できなかった例ですとかあとはボイラー設備だとかお風呂は設備産業なんですけど一つ一つに高額なお金がかかってまして今特に物価が上がってきてまして何百万とかいってしまうので。そこまで投資してっていうので少し二の足踏まれるパターンもありますね」

中谷さんによりますと、コロナ禍前は1リットル60円台だった燃料価格は現在90円台に。高止まりの状況が続く中、拍車をかけるように電気代が高騰し経営は厳しさを増しているということです。

さらに…