刺されないどころか…肌にとまらない

人間の皮膚のレプリカを用意し、二酸化炭素を放出させると蚊が近寄ってきます。

ハイスピードカメラを使って観察すると、足先の爪で体を固定し、羽ばたきを停止。そして後ろ足を高く上げます。この体勢をとることで血を吸います。

皮膚のレプリカに、新開発の蚊よけクリームを薄く塗って実験。

すると、蚊はとまろうとしますが、すぐに飛び去ります。

研究員がクリームを塗った腕を、蚊が200匹ほど入ったケースの中に入れても、刺されないどころか肌にとまりさえしません。

(花王 研究開発部門・飯田稔明さん)
「オイルが蚊の脚に塗り広がって、嫌がって飛びたつ」

この蚊よけクリーム「ビオレガード モスブロックセラム」は日本未発売。東南アジアや香港では発売中です。