◆河野さん「看護師として働いていたことが大きかった」


「認知症かもしれない」と、瞬時に行き先を変更した”とっさの判断”。

「去年9月まで看護師として働いていたことが大きかった」と振りかえった河野さん。

感謝状を贈られたことについて「人生で人とか親とか子供とかに誇れるものがなかったので、大変嬉しいです」と謙遜しながら笑顔を見せました。


◆年々増加する”認知症患者の行方不明”


福岡県警小倉北警察署のまとめによりますと、管内では2023年に届け出があった225件の行方不明事案のうち、18.7%にあたる42件が認知症に関連するケースでした。

その割合は年々上昇し続けているということです。