障がい者施設の職員による虐待が相次ぐ

 施設を必要とする声があがる一方で、障がい者施設の職員による虐待は後を絶たない。今年4月、大阪府岸和田市にある障がい者支援施設の職員4人が入居者の50代男性に対し、暴行を繰り返していたとして逮捕・起訴された。
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 さらに翌月の5月には、和歌山県の施設の女性職員(30代)が入所者の目と口をテープでふさぎ、その様子をスマートフォンで撮影したことが発覚。

 厚生労働省によると、職員らによる虐待は2022年度に過去最多の約1000件となり急増している。