アメリカのハリス副大統領は、民主党の事実上の大統領候補として初めてとなる選挙集会を開き、検察官としての経歴を踏まえてトランプ氏への対決姿勢を鮮明にしました。
アメリカ ハリス副大統領
「私はあらゆる種類の犯罪者を相手にしてきました。女性を虐待する暴漢、消費者から金をむしり取る詐欺師、自分たちの利益のためにルールを破る嘘つき。だから、私はドナルド・トランプがどんな人物か知っています」
ハリス副大統領は激戦州の中西部ウィスコンシン州で選挙集会を開き、トランプ氏との対決姿勢を鮮明にしました。
政策面では人工妊娠中絶の権利の保護や銃規制の強化などを訴え、「中間層の暮らしを押し上げることが自分の大統領としての決定的な目標だ」と強調しました。
これに先立ち、議会民主党の上下両院のトップ、シューマー氏とジェフリーズ氏がそろってハリス氏への支持を表明。シューマー氏は「民主党はハリス氏のもとに急速にまとまっている」と強調し、党を挙げて選挙戦を戦う姿勢を示しました。
一方、選挙戦撤退を表明したバイデン大統領は、新型コロナ感染の自主隔離を終えてホワイトハウスに戻りました。バイデン氏はSNSに投稿し、日本時間25日の朝9時からテレビ演説して大統領選からの撤退について説明すると明らかにしています。
これに対し、野党・共和党は選挙戦から撤退したバイデン氏が大統領の職にとどまることを批判していて、共和党のジョンソン下院議長は23日にも「彼は国を率いるのにふさわしくない」と述べています。
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