しかし、課題も残ります。

温泉周辺の護岸およそ3・5キロについては、県や七尾市が所有する部分と旅館などの民有地が混在していて、工事の進め方をめぐり復旧への支障も懸念されています。

会議では和倉港を中心とする港湾区域内にある七尾市と県が所有する護岸は、国による権限代行で復旧工事を行ない、およそ2キロを占める民有地の護岸は、県や七尾市が公有化する方針が示されました。