宮崎JCの「ウェルカム宣言」
在留外国人をサポートする取り組みは民間でも広がりを見せています。
宮崎青年会議所が始めた「ウェルカム宣言」。
医療機関や民間企業にステッカーを貼ってもらい、英語、中国語、ベトナム語、韓国語にそれぞれ、どの程度対応できるかを示すものです。


宮崎青年会議所が在留外国人を対象に行ったアンケートによりますと、「生活するうえで困っていること」は、「日本語能力」や「お金のこと」に次いで、「医療」「仕事」「教育」「住まい」という結果になりました。

青年会議所では、今回の「ウェルカム宣言」を特に「医療」「仕事」「住まい」に関するサポートにつなげ、在留外国人が安心して生活できる環境を築きたいとしています。
(宮崎青年会議所 河野幸治理事長)
「これからは『共存・共栄』というのが私たちのテーマで、お互いに良いと思ってもらえないと持続可能性は高まらないと思っているので、外国人の方にも『本当に住みやすいな』『本当に丁寧な案内がされているな』『宮崎県のみなさんすごくやさしいな』というのを全力でPRしたい」


(スタジオ)
農水産業や製造業に携わる在留外国人で郡部に居住している方も多いので、そういう方にも「M HUB」のような窓口の存在を知って活用して欲しいと思います。
また、紹介したような組織的な取り組みだけでなく、街の中で困っている外国人を見かけたら、英語が苦手でも「大丈夫ですか?」と一言声を掛けられる勇気を私たちが持つことも大切だと感じました。
※MRTテレビ「Check!」7月24日(火)放送分から